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2019.06.02 Blog

セルインタラクティブ設立の裏話02

こんにちは!セルインタラクティブの田中しげるです!

 

セルインタラクティブ設立の裏話 第2回目として、今回は、「何故セルインタラクティブなのか?」ということについて、まとめたいと思います。

 

セルインタラクティブ設立の裏話

 01. 何故立ち上がったのか?
 02. 何故セルインタラクティブなのか?
 03. 何が強みの会社なのか?
 04. 何を目指しているのか?
 05. どんな仕事をしているのか?
 06. どんな人と働きたいのか?

 07. Webサイト設立の裏話

 08. コーポレートカラー:グレーについて

 09. 高過ぎる名刺が生まれた理由

 10. クリエイターとマーケッターの壁を壊せ

 etc…

 

02. 何故セルインタラクティブなのか?

セルインタラクティブという社名についてお話します。実は、この社名は2ヶ月ぐらい悶々としながら、辿り着いた唯一の答えでした。今回の投稿では、社名決定までの裏話や、社名の意味をお伝えしたいと思います。

 

社名考案は、セルディビジョンのサービスの一つでもありまして、僕も社名提案のお仕事も何回か経験しておりました。しかし、いざ自分ごととなるのは初めて。ネーミングというのは奥が深いし、難しかったなぁと振り返っていますが、今となっては良い思い出です。

 

 

まず、社名の意味をどこにも綴っていないので、ここに記します。

 

[社名]株式会社セルインタラクティブ
[英文]Cell Interactive.Inc
[直訳]対話式細胞

 

ここで、何故インタラクティブ=Interactiveという言葉を採用したかについて深堀りしてみます。辞書としては以下のように記されています。

 

 

Interactive

 

[主な意味]
・相互に作用する、相互作用的な
・双方向(性)の、対話式の、
・その場の、実況の
・相乗効果の
・対話性
・ inter-「間の」active「活動的」

 

Interactiveという言葉には、上記に示した通りの意味があります。
コンピュータ用語としては1980年頃には使われ始め、現在ではIT業界のみならず、どんなところでもしばしば見当たる言葉なんじゃないかなと思います。

 

そこで、今回の会社設立にあたって、自分たち自身の存在を、「時代や社会・顧客・データなどと双方向性に作用する企業体である」と社会に宣言するために、これ以外にベストな名前はないと、結果としては無根拠に信じ込んで決めました。

 

また、セルディビジョンのグループ企業として、”セル”という名称に、”インタラクティブ”という性質を意味させるために、セルインタラクティブという名前にしたのです。

 

 

そんなセルインタラクティブの社名決定に至るまでの段取りや工程を紹介します。

考えたことを分解すると以下の通りです。

 

01)方針設定
02)ネーミングアイデア会議
03)語源チェック
04)ドメイン検索および商標チェックや競合調査
05)汎用性や継続性の吟味
06)信念が込められているかの吟味
07)明瞭性(覚えやすさ・分かりやすさ)があるか
08)愛着をもてるか
09)縁起が良いか

 

 

01)方針設定

まず、方針設定。セルディビジョンから設立されたグループ企業として、以下の観点を前提にしようという方針が第一に設定されました。

 

[方針1]セルディビジョンのグループであることがわかるようにしよう。
[方針2]何の仕事の会社か、何となく想像できるようにしよう
[方針3]覚えやすく愛着を持てる名前にしよう

 

 

今後、母体であるセルディビジョンはどんどん成長を続けていき、グループ企業が、セルインタラクティブ以外にも新しく生まれる可能性を秘めています。

そういった背景があり、今後3社目、4社目と、グループが発展することを前提に社名を決めよう、という方針設定が第一に決定されました。(実は、新しい名称を色々考えたが、全部しっくり来ないというのが背景でしたが…)

 

 

02)ネーミングアイデア会議
次に、その方針のもと色んなアイデアを出し切ります。
あるカフェで出た社名案(ボツ)が以下。

 

・セルデジ
・セルラボ
・セルデータ
・セルビット
・セルディジ
・セルディジット
・セルチャン
・セルルン
etc…

 

と…、コピーライターさんなど第三者を交えないと、ワルノリに流れていくことになるのです…。また、アイデアを多角的に検証することを忘れてしまいがちなものです。

 

その後、「インタラクティブ」というデジタル用語でも使われる言葉を引き出し、セルインタラクティブという社名を採用する方針が決まりました。(デジタルという言葉は、今後数年先(もう今も?)に無くなると想定し、不採用に。また、ビットやデータなど、デジタル用語を組み合わせる指針ではありましたが、「インタラクティブ」という「在り方」も含められる言葉に落ち着いたという流れです)

 

 

03)語源チェック
次に、語源チェックを行います。
ここでは、冒頭に触れた通り、interactiveという英語の名称が、どんな意味を包含しているのかを再調査し、前に触れている通りの意味があることを再確認します。

 

ちなみに、interactiveという言葉は、僕自身としては2000年前半にFlashという技術が全盛だった頃に知った言葉でした。(NECのecotonohaが有名でした)

 

一方的なコミュニケーションや広告はもう機能しない時代において、双方向に情報の送受信を繰り返し、変化し続けるという在り方=インタラクティブ性が、何においても求められる時代になっていくと考えています。

 

この性質や在り方はデジタルコンテンツに限らず、企業体・人の生き方においても同じことが言えると考えています。

 

その他、以下のような検証・吟味を続けます。

ここでは、簡略的に振り返りたいと思います。

 

 

04)ドメイン検索および商標チェックや競合調査
→良い名前は既に存在していることが多いですね。セルインタラクティブは絶妙に新しい名前でした。
複数の社名アイデア全てを検索&商標調査をかけます。

 

05)汎用性や継続性の吟味
→略語の検証や、10年後20年後にも耐え得るかということを考えます。
「在り方」を示す意味では、永遠に対話が欠かせないことは、社会で生きる以上変わることがありません。また、「セルさん」という風に呼んでいただく狙いを持つために、インタラクティブという呼び辛い名前でも良いか、という判断したことも裏話ではあります。その他、

 

06)信念が込められているかの吟味
07)明瞭性(覚えやすさ・分かりやすさ)があるか
08)愛着をもてるか
09)縁起が良いか

 

と…、以上のような確認を繰り返し、セルインタラクティブという社名は、色々紆余曲折を経て、11月末頃に無事に決定しました。

 

現在、電話で名乗るときや、領収証を店員さんに書いていただくときに、「え?」「社名もう一回お願いします」と言われることはありますが笑、「いんたーらくてぃーぶです」と丁寧に伝えれば、しっかりと認識いただける名前となっていると思います。

 

 

さて、次は「03. 何が強みの会社なのか?」ということをテーマに、もっと端的に綴ってみようと思います!

 

今回も長々とお読みいただきありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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